話を聞くことが増えた。
管理職になって一番増えた仕事です。
そもそも、話を聴きにいっているということもある。
スタッフが何を考えて、何をどうしたいのか。
聴かないことにはわからない。
だから、管理職になって始めたことは1on1。
毎月1人30分程度行っている。
1on1のテクニックとかそういったものは持ち合わせていない。
ただ、現状を聴いていく。何に困っているか質問する。
時にはぼくが聴きたいことを聞くこともある。
スタッフによってはほぼ愚痴で終わる人もいる。
そんな時はガス抜きをしていると思いひたすら聴く。
話を聴くだけで何も動いてくれないと思っているスタッフもいるかもしれない。
でもそんなことは気にしない。
動かないのには、こちらなりの理由がある。
成長につながるか、未来につながるか、成果につながるか。
ぼくが意識していることはこのこと。
というより、いまは管理職としてここだけを考えていたらいいと思っている。
管理職になった時はチームという言葉を掲げていた。
でも今はそこに重きを置かなくなった。
チームにこだわりすぎると組織が前に進めなくなるから。
ただ、チームとしての力は自然とついていくとも思う。
話の聴き方は変化した。
昔は組織をまとめることに意識を向けていた。
それがチームを作ることだと思っていたから。
でも今は個人に向いている。
成果を出すこと最重要に考えた時に大事な要素だから。
仲良しのチームが強いわけでなく、各々が成果を出すチームが強い。
だから個の力は必要で、個の力を出させる関わりをしている。
属人性が否定されがちな世の中だけど、属人性の強みも活かしていく。
その入り口には相手を知ることがあり、相手の話を聴くこと。
傾聴を改めて考えてみる。
まず聴く
感情を受け止める
確認する
質問で深める
傾聴でスタッフの成長につながることは確信している。
それは管理職になってから1on1を続けてきたから。
結果として組織の力はついている。
聴くことの目的を持つ。
ぼくは成果を出すために聴いている。
感情の確認は行う。だけど背負わない。
背負っても成果につながらない。
「聴くこと」と「背負うこと」は違う。
1on1を始めた時は正直しんどかった。
相談や愚痴、不満を受け止めていると、境界線は曖昧になってくる。
自分では聴いているだけのつもりが、気づかないうちに相手の感情まで抱えていた。
家に帰ってからもスタッフの言葉を思い出す事もあった。
相談を受けるたびに、自分が解決しないといけないと感じていた。
そんな状態が続いていた時に、自分の役割を整理してみた。
背負いすぎていた。その重みに潰れそうになっていた。
同じように頑張りすぎている人は少し立ち止まって欲しい。
「感情の受け皿化診断」では、スタッフの相談や愚痴、不満を受け止めるなかで、
自分がどの役割を抱え込みすぎているのかを、10分程度で確認できます。
医療や心理的な診断を行うものではないです。
管理職、リーダーとしての働き方を振り返るためのセルフチェックです。
聴くことは必要です。
でも、背負い続ける必要はない。
今の自分の状態を確認してみてください。



組織をまとめるためではなく、メンバーがそれぞれの持ち場で成果を出せるように話を聴く、という目的の転換にとても納得しました。単に仲が良いだけのチームを目指すのではなく、個々の力を引き出すために入り口として相手を知るという割り切りは、リーダーとして組織を健全に前に進めるために非常に明快で実用的なスタンスですね。